FXで取引をするには – 取引の流れ

投資

口座開設ができたら取引をしてみましょう。今回は購入から売却(決済)までの流れを説明します。

 

入金する

FXでは「証拠金」を担保に通貨の交換を行うので、証拠金を入金しなければ取引を始めることができません。

FX会社によって、最低入金額が決まっているのでよく調べましょう。
例えば「初回入金10万円以上」など金額を指定している会社もあれば、自分が取引する外貨の量に応じて必要になる額が変わったりします。

 

必要証拠金

必要証拠金はFXで取引をするために最低限必要な担保であり、取引する通貨、数量、レバレッジによって決まります。

例えばレバレッジが25倍のFX会社で、ドル円を1ドル=100円の時に10000通貨取引したい場合、本来は10000ドル×100円=100万円入金となるところですが、FXはレバレッジがあるので100万円÷25=4万円が必要証拠金となります。

最大の25倍で取引を行うことをフルレバレッジ(フルレバ)といいますが、予想と逆に振れてしまった場合、ロスカット基準をすぐ割ってしまうため必要証拠金ギリギリではなく余裕を持って入金した方がいいと思います。

 

注文を出す

注文タイプを選択する

実際に注文を出す場合は注文タイプを選択する必要があります。注文タイプは「ストリーミング(または成行)」「指値」「逆指値」「IFD」「OCO」「IFO」などがあります。

FXの注文方法

 

通貨ペアを選択する

取引したい通貨ペアを選択します。

表記は日本語でドル/円と書いてあるのではなく、「USD/JPY」などの通貨コードで書かれているところがほとんどです。

通貨コードがどの通貨を意味しているのかを覚えましょう。

ドル(USD)、ユーロ(EUR)、円(JPY)、ポンド(GBP)、豪ドル(AUD)、ニュージランドドル(NZD)、カナダドル(CAD)、スイスフラン(CHF)、南アフリカランド(ZAR)、トルコリラ(TRY)、ブラジルレアル(BRL)、人民元(CNH)、ウォン(KRW)など

 

数量を設定する

FX会社によって入力方法が異なる場合があります。

例えば1万ドル取引したい場合、そのまま10000と入力する会社もあれば、1Lotなどと入力する会社もあります。

Lotとは取引単位のことですが、FXは自由な数量を取引できるわけではなく会社によって最低購入単位が決まっています。(1万通貨単位の会社は1Lot=10000通貨など)

1000通貨単位の取引が可能な会社で1000通貨したい場合は0.1Lotなどと入力します。

一般的な認識では1Lot=10000通貨ですが、会社や通貨ペアによって違ったりするのでよく調べる必要があります。

 

買い(売り)注文を出す

全て決まったら注文を出します。

FXの注文方法

ボード上に売値が青で、買値が赤で表示されています。

この値段は常に動いているので、自分が取引したいタイミングで売りたいなら青で表示された売値の部分を、買いたいなら赤で表示された買値の部分をクリックします。

注文が確定すると買い(売り)で通貨を保有している状態になります。これを「ポジション」を持つといいます。

 

決済する

利益(損失)がでているので決済して取引を終わらせようと思った場合、「一括決済」と「個別決済」のどちらかで終わらせる必要があります。

ポジションが1つの場合、一括でも個別でも構いません。

複数持っている場合、全てを決済したいなら一括決済、全てではなくどれかを選んで決済したい場合は個別決済を行います。

 

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