自転車保険義務化の兵庫、加入方法や罰則は?

倒れた自転車 交通

3月18日、兵庫県議会で全国初となる自転車保険への加入を義務付ける条例が可決されました。

背景として自転車が加害者となる重大事故が増加傾向にあり、加害者が無保険であった場合、被害者に必要な賠償が支払われないなどの問題がありました。

また、過去の自転車事故における判例を見ても、小学五年生の児童がマウンテンバイクで女性を跳ね飛ばし、女性が頭の骨を折るなどして意識不明になった事例では母親に9,520万円の賠償命令が出ているなどの高額賠償が数多くあり、加害者側からみても非常に重い事がわかります。

こうした事から利用者の意識向上と被害者救済などを目的とし、販売店に加入を促すよう求めました。

 

どうやって加入するの?

実は自転車保険単品で扱っている保険会社はあまり多くなく、あったとしても割高になってしまう場合が多いそうです。

そこで、現在入っている自動車保険や傷害保険に特約として自転車用プランが入っているか、一度チェックしてみましょう。

また、全くの新規の場合は自転車に関する事故や怪我への対応が含まれる自動車保険や傷害保険を探す必要があります。

例えば傷害総合保険に個人賠償責任の保証をオプションで付けるなど…

本人限定や家族用などのタイプがあり、月額1500~5000円(例)など様々なタイプがあります。

 

入らないと罰則があるの?

今回の兵庫県の条例では基本的に加入しなくても罰則はありません。

しかし、無保険で事故を起こしてしまえば相手への賠償、自分の入院・通院費用など、さらには自己破産と罰則以上に厳しい現実が待っています。

たかが自転車と甘く考えず、こういった賠償が発生する事例が数多く起きている事を考えれば自分を守るためでもあるので検討する事をおすすめします。

また、親の子供に対する教育も非常に重要です。

大人も事故を起こしますが、子供は何がいけないのか完全には理解していません。

しっかりと危ないこと、やってはダメなことを教えることにより子供を守る事ができるという意識を親が持つことが大事だと思います。

 

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