今井雅之、末期の大腸がんで舞台も降板。ステージ4の進行度

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今井雅之さんが東京新国立劇場で行われた「THE WINDS OF GOD」の公開稽古前に会見を開き、末期の大腸がん(ステージ4)である事を明かしました。

現在状態も良くないらしく、マイク無しでは声も届かないといいます。医者と相談の結果、降板を決めました。

「生きるのがつらい、悔しい」と苦しい胸の内を明かしました。

 

2014年秋頃から大腸に複数の腫瘍が見つかり、何度か手術をしてきましたが末期という診断が下りました。

現在は抗がん剤治療とリハビリを受けているといいます。

 

今後舞台は重松聡志が代役を務めますが、今井さんも体調を見ながら公演に同行します。

 

 

末期がんと聞くと、もうだめなのかな…というイメージですが「ステージ4」とはどんな状態なのでしょうか。

 

がんの進行度と広がりを表したものがステージ分類です。最初はステージⅠではなくステージ0から始まるようです。

ステージ0:がん細胞が上皮細胞(粘膜)内にとどまっており、リンパ節への転移なし。

ステージⅠ:腫瘍が広がり始める。

ステージⅡ:リンパ節への多少の転移が見られる。

ステージⅢ:腫瘍が広がりリンパ節へ転移している。

ステージⅣ:がんの発生部位から離れた臓器にも転移している。

 

ステージⅠであれば5年生存率が高めですが、お分かりの通りステージが進むと下がっていきます。

しかしステージⅠだからと安心もしていられません。5年生存率はがんの種類によって大きく異なります。
ステージⅠでは甲状腺がんが100%で最高なのに対して、すい臓がんは31.9%といきなりハードモードです。

ステージⅣに至っては軒並み絶望的な数字が並びます。
一番高いのは甲状腺がんの71.1%、次いで前立腺がん55.7%、咽頭がん45.2%ここで半分以下。一番低いのはすい臓がん1.4%、他にも肺・胆のう・肝臓・胃なども1桁です。

大腸がんステージⅣは15%となっています。

 

これらは手術をすればいくぶん上昇します。

確率は低いけど必ずしも終わりというわけじゃないんですよね。

現にステージⅣでもバリバリ仕事してる人も居ると聞きますし。

負けないで欲しい。

 

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