イトーヨーカドーやイオンなどのスーパーにはセルフレジが置いてある事があります。
セルフレジとは客が自分でバーコードを読み取らせ精算を行うレジのことですが、バーコードを通さずに万引きしてしまう客が出てきそうです。
そのような不正を防ぐため、セルフレジにはどのような対策が行われているのでしょうか。
セルフレジの役割
そもそもセルフレジが必要とされる理由はいくつかあります。
店側としては客が精算を自分でしてくれるのだから、その分レジに人手を割かなくて済みますし、何よりレジ混雑が緩和されます。
また、買い物が少量なので手早く済ませたい、何を買ったか直接見られたくない。など客側の都合の面でも使いたがる人が多いです。
精算の流れ
店によってセルフレジの操作に若干の違いはあるのですが、大体以下の様な流れになります。基本的に音声で案内してくれます。
①商品または商品の入ったカゴを専用の台に置く
②タッチパネルでレジ袋の要・不要を選択する
③商品のバーコードを読み取り部にスキャンする
④スキャンした商品を隣の台に移す
⑤支払い方法を選択する(現金・カードなど)
⑥支払い(現金投入・カード読み取り・電子マネー読み取り)
⑦お釣り・レシートを受け取る
⑧商品を持ち帰る
セルフレジの万引き対策
上でも書いたように、スキャンせずに商品をカバンに入れてしまう人もいるかもしれません。それを少しでも防止する機能が備わっているのです。
セルフレジには買い物袋(またはマイバッグ)を置く台があるのですが、そこに商品を入れると中身の重量が計測されます。
商品1つ1つの重量は全て登録されていてスキャンした商品の総重量と計測した重量が異なればエラーが出ます。
セルフレジの明細画面は通信され別画面で見張られており今何がスキャンされたかすぐ分かるようになっているので異常があれば店員が飛んできます。さらに防犯カメラでも怪しい動きはバッチリ撮られているので、要注意人物として次回来店時よりマークされます。
それに加えてイトーヨーカドーなんかではセルフレジコーナーの出口で監視してる店員がいますね。あの状態で万引きする人はなかなかいないとは思いますが…
セルフレジ担当者の話によれば、セルフレジ導入によって万引き被害が増えたということはないようです。
やはり店側も被害を出さないよう当然のように対策をしていたとういわけですね。セルフレジに限らず何でもそうです。
「セルフレジならバレないんじゃないか」と考えた事があるアナタ…
バレます。悪いことは考えないようにしましょう。
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