知らなかったでは済まされない!麻薬運び屋の被害急増

防犯・防災

運び屋とは、麻薬などの密輸品を密かに運搬する人のことであり、犯罪組織の人がやるイメージで一般人には関係ないと思いがち。

しかし近年海外の空港にて日本人旅行者が麻薬密輸の疑いで拘束されるという事件が多数起きています。

犯罪組織とは何の接点もなく、麻薬など見たこともないし入手の仕方も知らない一般人ばかり…どういうことなのでしょうか?

 

運び屋の手口とは

実は旅行先で知り合った人物(ここではAとします)に、お金はちゃんと払うから一緒に荷物を届けてくれないかと頼まれ、持ち込んだ荷物に麻薬が入っており運び屋にされてしまうというケースがあります。

税関に見つからずに日本に到着すれば、Aはお金を払い麻薬を回収完了。
税関に見つかってしまった場合、この旅行者は拘束され罰せられますが、Aは麻薬の損失は出すものの、捕まることはありません。

知らなかった、騙されたと言えば減刑してくれそうなイメージがありますが、海外の多くの国では日本とは違い、麻薬に関しては非常に厳しい罰が与えられます。

騙されたとしても麻薬を運ぼうとしたのは事実であり、言い逃れはできません。

実際に運び屋にされてしまい、中国やマレーシアで拘束され極刑になってしまった日本人もいます。

 

ターゲットには様々な理由で近づきます。

「高報酬の仕事がある。」と多重債務者に仕事を依頼するヤミ金つながりの業者。

親しくなった異性から頼まれるなど恋愛感情を利用される事もあります。

荷物が多くて困っている。金を払うから一緒に持って行ってくれと言われる。

他には荷物整理手伝って上げると言われ、目を離したスキに荷物に入れられるなどなど…

日本人が狙われる理由としては、麻薬に対する知識が無いこと、他人に対して警戒心が薄い、親切心につけ込みやすいなどが挙げられます。

こういった被害に遭わないためにも、絶対に荷物は預からない。荷物の整理は自分でやるなど気をつけていくしかないですね。

 

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