日本時間5月18日午前6時頃、ハワイのオアフ島でアメリカ海兵隊の垂直離陸輸送機MV-22オスプレイが訓練中に着陸に失敗し炎上しました。
以前からオスプレイは事故を起こしやすい、危険だというイメージが日本では出来上がっており、米軍基地や自衛隊基地への配備に対する反対活動は激しさを増すものと思われます。
MV-22オスプレイは主に兵士や物資の輸送に使われており、現在普天間飛行場に24機配備されています。さらに空軍仕様のCV-22オスプレイが東京横田基地に配備される計画がされています。
そもそも何故ここまでオスプレイが事故を起こすというイメージが定着してしまったのでしょうか。
オスプレイは開発段階で重大事故が立て続けに起きたため、「ウィドウメーカー(未亡人製造機)」呼ばれるようになりました。
そのイメージが定着しており、現在に至るまでにオスプレイ=危険という認識が出来上がっています。
しかしそれは開発段階の話であり、現在では海兵隊が運用する回転翼機の中で最も事故率が低い機体へと変貌を遂げました。
具体的に重大事故(クラスA)の割合は、10万時間の飛行で1.9件程度。
回転翼機で最も高いのはCH-35Dシースタリオンで4.51件、海兵隊全体で最も高いのはAV-8Bハリアー2で6.76件となっています。
このことから、オスプレイの事故率が別段高いわけではないという事が分かります。
そもそもなぜオスプレイにこだわる必要があるのでしょうか?
オスプレイの利点として、航続距離が長い、速度が速い、たくさん積めるということです。
例えば現在自衛隊に配備されているCH-46シーナイトと比較すると
CH-46 | MV-22 | |
最高速度 | 267km/h | 565km/h |
積載重量 | 2,270kg | 9,070kg |
航続距離 | 1,110km | 3,590km |
例えば500km離れた離島から本土の病院へ緊急搬送する場合があったとして、ドクターヘリで片道2時間半かかります(さらに給油の必要あり)が、それでは間に合わない!という場合オスプレイを使えば片道1時間かからずに到着できます。
まぁ例え話ですけどね…
軍事的にも有効になることは間違いないですね。
本当に落ちるから危険だと思って反対している人ならまだ良いですが、オスプレイが配備されることに不快感を示している国があります。
どことは言いませんけどね。オスプレイ配備によって非常に行動範囲が広がり沖縄から1度の給油で大陸に到達してしまうのです。沖縄の反対集会をあの国が利用しているとさえ言われています。
沖縄のオスプレイ反対デモを見るとデモ隊の中に何故か五星紅旗が…
現在沖縄ではメディアから政治家まであの国に同調している状況ですから県民が行動してくれないとどうにもならないんですけど…
沖縄で行われる反対集会の参加者はほとんど県外から来た人だといいます、知事選でも選挙のために本土から大量に引っ越ししてきたようですし、沖縄県民の本当の考えが知りたいところです。
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