埼玉県警は痴漢の被害に遭った際、×印が印字されたシールを相手の手に貼り付けることによって証拠が残るといったシールを考案しました。
×は落ちにくい塗料を使っているといいます。
痴漢されていると思ったら相手にステッカーを見せて警告、それでも止めない場合はシールを貼り付ける事を推奨しています。
しかし、痴漢に関しては非常にデリケートな問題を抱えていて、本当の痴漢に対してなら効果的なのですがもし痴漢ではなかったら…
痴漢冤罪という、何もしていないのに痴漢に間違われる悲劇。
無実を証明するために裁判を起こしますが、そのために何日も仕事を休むわけにはいかず退職を迫られます。問答無用でクビというケースもあります。
家族全員がまわりから白い目で見られ、再起不能なダメージにより人生ぶち壊しです。
中には示談金狙いで痴漢の罪をなすりつけてくる輩もいますね。
複数人でグルになり、女「この人痴漢です!」男「俺見ました!確かにこの人が触ってました」などと証言するケースもあります。
あとは「単に気に入らないから」とか「ストレス解消」、「邪魔な相手を陥れるためにそういった人に依頼する」ケースもあるようです。
被害者に明らかな証言不一致や別の証人が現れない限り、裁判では99%負けると言われています。
「疑わしきは罰せず」とありますが、痴漢に関しては「疑わしきは罰する」という状態になっていますので、やった証拠が出てこなくてもやっていないことを証明しなければ有罪となります。
こういったことから「男性専用車両も作ってくれ」「車内に監視カメラを」という男性の悲痛な訴えが増えていますが総じてスルーされています。
本来痴漢被害を減らすために設けた女性専用車両、全く効果が見られないのですが意味あるんですかね…ただ女性がギュウギュウの満員電車の苦痛を軽減するために作ったんじゃないかと思いたくなります。
京浜東北線などで女性専用車両がわざわざ階段の目の前に来るように設置されてるのもおかしいですよね…
神田駅で階段から気付かずそのまま女性専用車両に入ろうとした男性が引っ張られて車外へ出るよう言われているのを見ました。
任意の協力で成り立っているのではなかったのか?
以前Japanese onlyが話題になっていましたが、公共の乗り物でWomen onlyが許されるのはどうも腑に落ちない
司法レベルで見ても男性の権利が侵害されているのは言うまでもありません。
こんな状況の中、さらに今回の×シールの登場。
元々悪いのは痴漢をする愚か者なのですが、無関係の人が捕まり犯人は逃げおおせ、痴漢被害者も心の傷を負ってしまうといった悲劇を増やすだけのような気がして仕方ありません。
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